5662 批判よりも検証を

新型コロナウイルス

この記事を読んで考えさせられた。

「8割おじさん」の暴走を止められなかった専門家会議

 政府の諮問機関ではないのに、専門家会議は政府として決めたかのように記者会見して「8割削減」や「新しい生活様式」などの提言を発表した。おまけに西浦博氏(北海道大学教授)が「東京で8万人感染する」とか「全国で42万人死ぬ」という予測を発表して国民を恐怖に陥れたが、空振りに終わった。

これは専門家会議のメンバーに対する偏見に満ちた、とても気の毒な意見だ。

政府が明確なことを言わないから止むにやまれず発表したことだし、死者数も、あくまでも何も対策を講じなかった場合との前提で当時のそう述べていた。

逆に、こうした発表によって、日本での危機意識の高まりにつながったことは間違いなく、大いに評価すべきだとすら思う。

これを言うのなら、じゃあ、なぜ、いまヨーロッパやアメリカと比べて日本人の感染者や死者数が少ないのかを説明してほしい。

この新型コロナウイルスは、まだまだ未知の部分が多く、最悪の事態を想定しつつ、これまでの経験を踏まえた対策をひとつひとつ打っていくしかない。

その結果が現在に至っているのだと思う。

もし、当時から、現状を見越していたのなら、こうした意見もじゅうぶんな説得力を持つが、どう考えても後出し意見に思えてならない。

いま必要なのは、批判ではなく、当時の状況から学ぶべきことを見つけ、今後の対策に生かしてくための検証だと思う。

…と書いたところで、そういえば…以前、この記事を書いた人の記事を引用したことがあったのを思い出した。

緊急事態宣言が出た4月7日には、すでに収束し始めていたという事実だ。

そう考えれば、たしかに緊急事態宣言は「空振り」だった可能性だってある。

それもあくまで結果論で、だからこそ、検証が必要なのだと思うが、あまり進んでいるようには見えないのが、とてももどかしい。

Posted by ろん