6040 身近で感じた街の変化
久しぶりに足を延ばしてみると、これまでと違った光景をあちこちで見ることになった。
天気も良かったし、昨日に引き続き、待ち行く人たちの数は、ずいぶんと増えたように見える。
ただ、ベンチが撤去されているところも多いせいか、あまり滞留するようなことはなく、どこからともなく現れて、どこかへと向かっていく感じがする。
百貨店では、出入口の場所が制限され、入店前には検温があった。
手のひらで体温が測られたが、日中の体温が高めのことが多いので、ちょっと緊張してしまったが、無事に入店できてほっとした。
こんなことでドキドキするなんて…。
限られた場所で距離を開けるという相反する要求を実現するためには、店もいろいろと工夫しているようだ。
また、入店待ちで待つ客並ぶ椅子もやはり距離が取られるようになっていたし、喫煙スペースは立ち入り禁止になっていた。
新型コロナウイルス感染拡大前と街の光景は確実に変わった。
ソーシャルディスタンスという言葉がふつうに言われるようになり、それがふだんの風景になってきた。
こんなことまでしないといけなくなるのか…とあらためて痛感させられたが、きっとこれが当たり前の光景になっていくのだろう。
いずれ慣れてなんとも思わなくなるのだろうが、いまは、かつての日常を懐かしく思ってしまう。