6033 ハナノナ
まだ緊急事態宣言下の東京では、“不要不急”の外出は避けるべきとされているが、スーパーへの買い物ついでなら、まぁいいだろう…ということで、その行き帰りは、運動を兼ねて歩いている。
ふと、先日、ダウンロードした「ハナノナ」というアプリを思い出した。
iPhoneでそのアプリを起動して花を写すと、対象の花の名前がたちどころに表示されるというものだ。
千葉工業大学 人工知能・ソフトウェア技術研究センターによって開発されたこのアプリは「約35万枚の花の写真を使って花の種類を判定する人工知能(AI)」を使って、現在は770種類の花を判別できるという。
これを試してみたら…
AIが判定した花の名と、“合致率”が%を使ってリアルタイムで表示されていく。100と表示されると相当な自信があるんだな…と思えて楽しい。
表示された花の名をあらためてネットで検索してみると、ちゃんと合ってそうだ。
以前、似たようなアプリを使ったことがあったが、自分だって知ってる花ですら間違えるくせに、妙な広告ばかりしっかり出る…みたいなものもあったが、こちらは精度は高く広告も出ないのも気に入った。
タンポポは、セイヨウタンポポとニホンタンポポの違いはあるはずだけど、AIはざっくりと「タンポポ」と結果を出してきた。
タンポポだと思って、撮った花は、ブタナというタンポポモドキという名前だったことがわかって、結構ビックリ。
これからは歩きながら、見つけた花の名をチェックするのが習慣になってしまいそうだ。
道端で咲く花の名前を意識するだけで、きっと見慣れた風景が違って見えてくるだろう。