5662 大回り乗車関東一周/後編(高崎→八王子→橋本→茅ヶ崎→東京)
高崎駅で、かなりベタではあるが、だるま弁当を購入。
それほどお腹はすいていなかったけど、せっかくなので?買ってみることにした。
【八高線 普通 高麗川行き】
高崎(18:57)→高麗川(20:18)
八高線は3両編成。
首都圏を走るJR東日本唯一のディーゼル車。クロスシート(ボックスシート)に必ず1人は座っている状態。さすがにこれではお弁当は食べられないが、1駅ごとにどんどん乗客が降りていくので、すぐに座ることができた。
もう周囲は真っ暗。駅前ですら明るい建物がないので、車窓からはほとんど何も見えない状態。
でも、ディーゼル車ならではのエンジン音と、定尺レールの音は、いつまで聞いていてもちっとも飽きない。
【八高線 普通 八王子行き】
高麗川(20:22)→八王子(21:05)
意外なほどお客さんは多い。どんどん増えるわけでもなく、どんどん減るわけでもなく、途中駅で乗り降りも少なくない印象。
さすがにお客さんの数は多く活気がある。
すぐ向かいのホームに中央線の特急列車が入ってきた。八高線沿線から急いで新宿に向かう場合には、かなり便利?
【横浜線 普通 東神奈川行き】
八王子(21:15)→橋本(21:27)
ほぼすべて着席があるくらいのお客さんの数で、八王子駅を出発。
八王子を出てしばらくすると車窓は、また暗くなった。
掘割を進んでいるのか、山間を進んでいるのか、その様子はあまりよくわからない。
少しずつ降りていって、橋本駅でかなり入れ替わりがある感じだった。
【相模線 普通 茅ケ崎行き】
橋本(21:29)→茅ヶ崎(22:39)
八高線同様にドアは自動で開かず、自分でボタンを押して開くようになってるのだが、八高線のときは老若男女問わず、きちんとドアは開けたら閉じる…ということが習慣化しているようだったが、相模線はそうではなかった。
開けっ放しの人が多いのだ。
乗り降りする人たちの数が、八高線と比べて多いせいだろうか?
真っ暗な駅で列車の交換待ちをしていると、さすがに冷え込んでくるので、ドアは占めておきたいものだ。
相模線は、東海道線に乗っているとき、車窓からしか見ることができなかったので、もうちょっとじっくり見てみよう。
【東海道本線 普通 東京行き】
茅ケ崎(22:42)→東京(23:36)
相模線のホームで写真を撮っていたら、東海道線のホームに列車がやってきてしまった。慌てて飛び乗る。
無事に、東京駅に到着。
改札を出ようと思ったら…
なんと!
運賃不足で出られなかった。
上野駅→東京駅は、160円だった。
追加で20円を支払って、今回の旅を終える。
冷たい雨が降り、東京駅前は、かなりひっそりとしていたが、平成最後の夜のせいか、写真を撮る人の姿がちらほら。
皇居外苑から皇居前広場の方へ向かってみる。
ニュースで、皇居前広場は翌朝まで立ち入り禁止となっていたので、どのあたりまで行けるのかと思ったら、日比谷通り沿いの歩道までは行けた。
当然その先には行けず、ロープの張られた奥には、警官がずらりと並んで警戒に当っていた。
特にカウントダウンをするわけでもなく、ほとんどシーンとしたまま、0時を過ぎ、令和の時代に入った。
時代の移り変わりみたいなものをまったく感じることのないまま、来た人たちは、三々五々、帰宅の途についた。
まぁ、これはこれで時代の移り変わり…なのかもしれない。