5661 神奈川県立近代美術館 葉山館
今日は天皇即位の日を記念して一部の美術館が無料ということで、どこに行こうか考えた結果、これまで行ったことのない、神奈川県立近代美術館 葉山館 に行くことにした。
湘南新宿ラインで逗子駅まで。
下車したのも初めてだ。
路線バスに乗り換えて20分ほどだったが、道路の狭さと車の多さが気になった。
今日は無料公開だから、混んでたら困るなと思ったが、それほどでもなかった。
1950年代後半から1970年代にかけて、ポーランドで制作された映画、演劇、音楽、サーカスなどのデザイン性に優れたポスターを「ポーランド派ポスター」というそうで、神奈川県立近代美術館では以前から収集しているという。
もちろん言葉はわからないし、どんなことを表現したいかすら分かりづらい作品もあったが、なんとも言えない独特な作風は、当時の国の様子やその時代の空気を伝えてくれる気がする。
解説を読んで、じっと観ているうちに「伝えたかったことはこれか!」とみたいなことがわかると、とても面白くなる。
ポーランドでは、こうした、芸術としての“ポスター”というジャンルが確立しているのだろうか?
あと、やたらと、サーカスのポスターが多かったのは、どういうことなのだろう? ポスターのモチーフとして採用されやすいということだろうか?
鑑賞を終えて帰宅の途につく。
行きと同じく路線バスで帰るが、バス自体の、かなり混雑していたが、渋滞がひどかった。
結局来たときより倍近くの時間が掛かってしまった。
渋滞を運転する車も嫌いだが、それに巻き込まれる路線バスもやっぱり嫌なものだ。
一番困るのが、時間が読めないことで、それが大きなストレスになってしまう。