5661 大回り乗車関東一周/前編(上野→友部→小山→高崎)
平成最後の日は何をしようかと考えた結果、久しぶりに、大回り乗車をしようと思い立つ。
関東を一周して、これまで乗ったことのない路線を制覇しつつ、沿線風景や車内の様子を観察しようというプラン。
上野に向かう前に、ちょっとだけ皇居外苑や皇居前広場の様子を見ておく。
やたらと大勢の観光客の姿が…みんなどこに行くんだろう?
今回の出発駅の上野駅へ。
どこも人が多い。なんとなく、大晦日の雰囲気。
【常磐線 特別快速土浦行き】
上野(13:09)→土浦(14:06)
別に急いでいないのだけど、思わず乗ってしまった、特別快速。
街中は混んでいたが、電車のほうは、先頭車に乗っているせいか、それほど混雑はしていなかった。
日暮里と北千住で多少の乗車はあったものの空席が目立つ。
特別快速で早く土浦に着いたが、結局、後から追ってきた列車でも、同じ列車に接続することになる。
【常磐線 普通 勝田行き】
土浦(14:34)→友部(15:10)
ここから5両編成になるため、混雑が増す。
編成車両数は短くなったが、これまでと同じE531系だし、見える風景もずっと変わらない。
友部駅に到着。水戸線への乗り換えはとても便利で、ホームの向かい側に停車中だった。
【水戸線 普通 小山行き】
友部(15:19)〜小山(16:20)
友部を出たときは、空席も目立っていたが、小山に近づくにつれて乗客は増える。
真岡鐵道と関東鉄道常総線と接続する下館駅で大勢乗り込む。
友部から乗ってきたと思われる、鉄道マニアの挙動が怪しい。
おそらく自分もそう見られているのだろうと思うと、気をつけなくては…と思う。
友部駅を出ると、常磐線では感じられなかった、ガタンゴトンというリズミカルな音が始まる。
使われているのは、長さ25mの定尺レールだろう。
ホームに立ち食いそば屋があるらしいので探すが、最初どこにあるのだか分らなかった。
ウロウロしていたら、宇都宮線の上りホーム、閉店中の売店の裏側にあって、かなりわかりづらかった。
正直それほどお腹は空いていなかったけど、山菜そばをいただく。
両毛線の乗り場は、宇都宮線からずっと離れたところにあって、同じホームの向かい側にあるにもかかわらず、なぜか6番線と8番線となっている。
場所といい、ホームの名付け方といい、なぜかやたらと虐げられてる感じがする。
【両毛線 普通 高崎行き】
小山(16:45)→高崎(18:39)
すべての座席が埋まるほどの乗車率。
途中、東武日光線と接続する栃木駅でかなりの乗客が入れ替わるが、やっぱり乗客は多い。
あとは、あしかがフラワーパーク駅、足利駅でかなりの降車があった。
桐生駅発車メロディは、ずいぶん呑気な感じで楽しい気分になる。
ロングシートの車両の中の、唯一のクロスシーと席が空いたので、ちょっと嬉しくなったり…
1時間に1本しか来ない時間すらある東武伊勢崎線なのに立派過ぎる高架線ができているのを見掛けたり…
…と、ただ座ってるわけにはいかない?時間を過ごした。
どんどん減っていた乗客が、急に前橋大島駅で増えて、次は前橋駅…そして、高崎駅もすぐだ。
そろそろ、平成も終わる。