5555 フォーエバー現代美術館で草間彌生の作品を鑑賞
今日は「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」へ。
こういった展示があること自体知らず、おじゃこリクエストの行き先だったが、自分も興味を持ったので行くことにした。
すべての展示が草間彌生の作品だという。
場所は、何とも趣のある建物だと思ったら、「八坂倶楽部」という1913年(大正2年)年建築の有形文化財だそうだ。
存在感あるカボチャが出迎えてくれる。
展示されている部屋はすべて畳敷きなので、靴を脱いでコインロッカーに預けて、鑑賞する。
入って真正面から展示が始まるが、ここは撮影してもいいそうだ。
最近は、一部でも撮影可とするところが増えてきて嬉しい。
草間彌生直筆のメッセージと解説。
大腸的なモチーフのひとつとなっているという「黄樹」 (1992年)
じっと見ていると、なんだか吸い込まれそうになってくる。
あらためてたくさんの作品を鑑賞した。
「水玉(ドット)」、「網(ネット)」、「無限(インフィニティ)」…彼女の作品の多くに、このいずれかがが含まれている気がした。
「私の魂を乗せてゆくボート 」(1989年)も、草間彌生独特の世界観が垣間見えるが、背景にある舞台の板絵の松と相まって、不思議な雰囲気だ。
窓の外に目をやると、日本庭園が見える。
今日はあいにくの曇り空で、寒々しいけど、天気や季節のいい時だと、散策するのもよさそうだ。
カフェもあった。もっと時間があれば、ここでゆっくりしてもよかったかもしれない。
トイレに入ったら、窓の隙間から、カボチャが見えた。
せっかくなので、窓から見えた日本庭園を散策。
フォーエバー現代美術館への往復で、花見小路を通った。
意図して通ったわけではなく、不勉強でここも知らなかったのだけど、風情のある通りだった。
いつ頃からあるのかと、あとから調べてみたら、作られたのは、明治初期だそうで、その後、1949年(昭和24年)には道路の拡幅、2001年(平成13年)に電線の地中化が行われ、現在の風景になってるそう。
ただ歩いているだけで、いろいろと見どころがあった。まだまだ歩くべきところは多いと思った。