5554 EXPO70パビリオン見学
1970年の日本万国博覧会(大阪万博)は、もちろん行ったことはないのだけど、ずっと関心を持っていると、まるで行ったことがあるんじゃないかと思えるくらい、イメージが膨らんでくる。
それでも、あくまで、本やインターネットからの情報だけなので限界がある。
だから、こうしたリアルな展示を目の当たりにできると、軽い興奮を覚える。
太陽の塔の内部見学に続いて、EXPO70パビリオンを見学。
入口には、すでに取り壊された、エキスポタワーの一部が展示されている。
かつて、大阪万博のパビリオンのひとつ「鉄鋼館」として使われていた建物であり、極めて貴重だ。
館内のあちこちに当時のものが展示されていて、楽しめる。
太陽の塔の内部をを見てきたばかりだが、おそらく交換された?展示なども置かれていた。
有料ゾーンは、さらに詳しく、当時の大阪万博を紹介している。
鉄鋼館として使われていた観覧席やステージなどが、当時のまま残されていたことに、ちょっとびっくり。
てっきり何かに転用されてると思ってたが、完全にそのままっぽかった。
ふたたび当時の資料や情報の展示を見学。
何もかも、スケールが大きい。
どの展示も、当時の熱気みたいなものを感じられた。
当時最先端だった、パビリオンの紹介に続き…。
パビリオンのデザインも斬新なものが多い。
パビリオンの当時の制服や、会場に置かれていたという岡本太郎の「手の椅子」が展示されていた。
「手」は、眼や顔と並んで、岡本太郎が特に好んだモチーフのひとつと岩手いる。
会場案内向けのピクトグラムや、会場巡回等で使われた電動自転車が、万博会場で積極的に使われていたそうだ。
いずれも、今では当たり前の光景となっているだけに、いかに当時の万博が時代を先取りしていたかがわかる。
太陽の党内部の見学とともに、大満足の見学だった。