6364 企画展「江戸の天気」
原宿駅からちょっと歩いたところにある太田記念美術館へ。
浮世絵専門の美術館で、前回は江戸の土木についての企画展を鑑賞したが、いつも切り口がおもしろい。
今回は、企画展「江戸の天気」を鑑賞。
天気の変化は、浮世絵の格好のモチーフや題材となった。
しばらくお休みしている、名所江戸百景のシリーズも多く取り上げられていた。
風景や文化は大きく変わったが、天気は当時とまったく同じというのは、当然ではあるのだけど、あらためて考えると、なんとなく興味深い。
被害を及ぼすような雨はごめんだが、江戸時代だって今日みたいな雨の日もあっただろう。
そんな天気のなかで過ごす人たちは、いったいどんな気持ちで、どんな会話をして、どんなことを考えながら過ごしていたのだろう…