5401 ドライバーセットを持っていくだけなのに…
久しぶりに、今日から木曜日まで出張だ。
今日は広島まで行くが、ふだんなら新幹線一択のところ、たまには飛行機で行ってみてもいいかな…と、空路を選択。
その後、作業の都合上、ドライバーを持っていくことになり、右往左往することになる。
搭乗前にちょっと調べてみたら、機内持ち込みに制限がある旨が書かれていた。
なので、少し早めに羽田空港に着き、確認してみることにした。
カウンターのお姉さんは、いろいろ調べていたが、「結局15㎝以内だから、そのまま持ち込みができます」といってくれた。
なんだ、心配には及ばないな…と、気にせずに、そのまま保安検査場に入った。
一応、念のため、ドライバーを持ってる旨を伝えると、やはりというか、かなり慎重に調べられた。
調べられている間、あっ…と思ったのは、このドライバーセットは、ハンドルを付けると、それなりに長くなってしまうということだった。
係員に、
「何時の便に乗られますか?」
と尋ねられた。
あぁ、やっぱり駄目だったか…と思いつつ話を聞くと…
「長さは15㎝以内なんですが、キリ状の鋭利な工具は機内に持ち込めないんですよ。20分前までなら、いったん出て、また預けてもらったほうがいいと思います」
ドライバー自体は問題なかったが、ドライバーセットに含まれるキリが持ち込み不可だったのだ。
係員に、保安検査場脇にあるカウンターへ連れて行かれた。
さて、このドライバーセットをどうやって、受託手荷物になるのだろうか?
「これだけ(=ドライバー)で預けられますか?」
と、カウンターのお姉さんに、ダメ元で尋ねると「大丈夫ですよ」という。
カウンターの下から、段ボールを組み立てて、手提げ付きの小さな入れ物を用意してくれて、そこにドライバーを入れてくれたのだ。
サイズは、ちょうど、ケーキとかドーナツなどの持ち帰り用の箱みたいだった。
これに、スーツケースと同じ白い紙テープのタグを取り付けられ、目的地の手荷物受取場で、ほかのスーツケースなどと一緒に出てくるから確認してほしいという話だった。
広島空港に着き、ふだんなら寄ることのない、手荷物受取場に行って、ドライバーセットを待った。
新幹線ならまったく不要なこうした手続きがあるという点で、やはり飛行機はかなり不利だと思う。