5426 落ち着かない沖縄行き
今回の沖縄出張は、事務所近くに宿泊することになったため、行程としては、沖縄では空港と宿泊先の往復だけということになる。
ふだん利用するANAは、予約しようとした先々週ですでに満席状態だったため、JALで予約。
航空会社の違いからか、予約の時点で往路での座席指定ができない状態だった。
そのため、ふだんなら直前に羽田空港に到着するところ、少し余裕を持ってやってきた。
自動チェックイン機で座席指定しなければならない。
二次元バーコードを機会に読み取らせる。
指示通り、声を掛けると「座席数よりも予約数が上回っているため、後続の便に変更していただける方を探している」とのこと。
そもそも、自分の座席がないところからして、怪しい感じだったが、まさかこういうことになるとは。
別に、どうしても急ぐわけでもないから、協力しよう…ということで承諾の旨を伝える。
2時間半後だそうだ。
まぁ、空港のなかだったら、適当に時間を過ごせるだろう…と思ったら、保安検査場のなかに入らなければならないという。
「ただ待つだけになりますよね?」…と、暗に「謝礼」はどうなのか?と尋ねると…
「お食事券1000円分…」
あ、そんなものなの?
以前、1時間遅れるだけで1万円というケースを思い出してたので、すっかり拍子抜けしてしまった。
でも、そんな恥ずかしいことを声に出して言えるわけもなく…。
仕方ない。
保安検査場を通過。
とりあえず、搭乗口で待ってるように…とのことなので、そこで待つ。
アナウンスがあって、もう3名募集するとのことだった。
このときは「謝礼として1万円を差し上げます」ということだったので、自分の場合とどう違うんだ?…と、ちょっと悶々とする。
ただ、以前見掛けたような、次々と協力を申し込む感じではまったくなく、誰も申し出る人はいなかった。
座席指定を受けた乗客は次々と搭乗していく。
そして、ほぼ全員乗り込んだかな…という感じになったところで、「座席指定のない方もご搭乗いただけます」…というアナウンス。
なんだか落ち着かないまま、搭乗する。
窓際でなかったものの、前方と間隔ある座席だったので、比較的ゆったりと座ることができたのはよかった。
ANAがようやく、飛行中にWiFiが使えるようになったが、JALは1年先行しているだけあって、今回搭乗した便でも、インターネットが使えた。
ただ、切断されるタイミングが短く、頻繁に再接続が必要な感じだった。
那覇空港までもうちょっと…といったタイミングで、ちょっとしたハプニング。
突然、機内アナウンスがあった。
「化粧室内で喫煙された方がいらっしゃった模様です!」
そこまでしてタバコを吸う人っているんだ…
特にどうしてもトイレに行きたかったわけではないけど、トイレに入ってみた。
飛行機のなかで、ここまではっきりとしたタバコの匂いを嗅ぐのは、なんだか不思議な感じがした。
こうして、なんとか沖縄の那覇空港に到着。
すぐにホテルに向かう。