5244 大回り乗車で旅に出る(前編)

旅行・見学・イベント,鉄道

いろんな事情?があって、久しぶりに大回り乗車をしてみた。

ただどうせ行くのなら、ふだん見ないような風景を眺めて、旅らしい感じも味わいたい…ということで、出掛けてみた。

スタートは池袋駅。大回り乗車だから、最安金額の140円…ではなく、1320円を購入。

理由は後ほど。

まだ真っ暗の池袋駅 きっぷを買ったのは久しぶり

5時過ぎの池袋は、すでにお客さんの数は多い。本数はそれほどないこともあって、やってきた山手線の空席はない状態。

池袋駅からスタート 山手線

日暮里で乗換えて、常磐線へ。

日暮里 常磐線に乗り換えて…

北千住から、あえて各駅停車に乗り換えてみる。

いったん北千住で降りる… あえて各駅停車で我孫子まで…

我孫子に到着。ここからは、成田線へ。

我孫子 成田線

まだ7時前ではあるが、上野行き列車は混雑し始めていた。

屋根のない駅が続く… 朝焼けがきれい

住宅と田んぼが広がる風景が代わる代わる見える。

成田空港へ行くときに利用する、成田スカイアクセス線の下をお取り抜ける。

田んぼが広がる… 成田スカイアクセス線成田湯川駅が見える

混雑する成田駅7時15分成田駅に到着。

乗り換え時間は3分しかないのに、エレベーターは渋滞中…。郊外の朝は早い。

近くに、階段がなかったので、やきもきしながら、ギリギリで乗り換える。

乗り換えたのは、成田線の千葉行き。

こちらも成田線成田を出て…

佐倉から総武本線の銚子行きに、成東から東金線千葉行きに、それぞれ2分と1分の接続時間で乗換え。

佐倉に到着成東での乗り換え時間は1分

大網では20分の待ち合わせ時間。やってきたのは、外房線の安房鴨川行き。

大網で乗換 外房線安房鴨川行き

外房線に乗っても、似たような風景が続く。

大原でいすみ鉄道の車両が見え、御宿駅を過ぎてようやく外房の海が見えてきた。

大原駅でいすみ鉄道が見えた ようやく海が見えてきた

勝浦はビックひな祭り以来で3年半ぶり、行川アイランドは”探検”以来2年半ぶりだった…どちらも今回は降りないけど。

行川アイランドは、山間の小さな駅だが、ちゃんと2人のお客さんが下車してたので、一定の利用者がいるのだろう。

勝浦 行川アイランドで2名下車

山も多い

列車はのんびりと進む。

途中駅の乗降客はほとんどない。

見ようによっては、まるで”秘境駅”だ。

外房線の終点、安房鴨川に到着。此処から先は、内房線…けれど、車両は元京浜東北線の209系で、代わり映えなし。
安房鴨川 館山行きに乗り換え

列車の行き違い(交換)で止まっていた和田浦駅で、気になるものを見つけた。

数分の停車を利用して、ホームに降り見に行ってみると、大きな鯨の骨だった。

骨? 和田浦は捕鯨基地だったそうだ

長時間停車のおかげ大回り乗車では、改札口の外には出られないので、こうした長時間停車(と言っても数分だけど)は、とてもありがたく感じるときがある。

逆に接続時間が異常に長い場合も少なくなく、そのときは、ただただ待つだけになってしまう。仕方ないけど。

内房線だけど海は外房

また海が見えてきた。

内房線に乗り換えているが、しばらく見えているのは、外房の海だ。

しばらくして、南欧風の駅が見えてくると、館山駅だ。

独特な駅舎が見えてきた 館山駅

今回の乗換でもっとも時間が長く、44分の待ち合わせ。到着した列車は折り返してしまうし、ここから乗る列車はまだ到着していないので、暖房の効いた待合室はありがたい。

到着した列車から、指導役の車掌に連れられた、若い女性見習い乗務員たちが数人降りてきた。

会話の端々から、彼女たちは、本当に習い始めたばかりのような感じで、所作がものすごくぎこちなかった。頑張ってね。

待合室 ガチな新人たち…

後編に続く…

Posted by ろん