5012 ジャンガリアンハムスター”きょろ”と過ごした日々

ハムスター

きょろとの出会いは、ペットショップだった。

最初の奇遇は、きょろは、店で入荷したその日に、自分たちに買われたということ。
入店日にきょろ出合う(2014-09.-03) とにかく元気だった…(2014-09.-03)

うちに来た翌日(2014-09.-04)とにかく元気なハムスターで、捕まえようものなら、飛び跳ねて逃げまわるくらい。

ちゃんと慣れてくれるのか心配になるほど。

ハムスターには、それぞれ強い個性があるので、少しずつ、きょろの性格を知るように務めた。

ちょっとずつ慣れて…(2014-09-21) もうすっかり…(2014-09-28)

ケージのなかを縦横無尽に…(2014-10-20)最初の心配は、ほどなくして、杞憂だったとわかる。

すっかり、我が家での生活に慣れたようだ。

ただ元気すぎて、なかなか写真に収まらない。

動きが早く、どうしても画面がぶれてしまうので、ピントが合った写真を取るのは至難の業だった。

なかなな写真に納まらない(2014-11-01) 自分の部屋から…(2014-11-01)

外に出ようとする(2014-11-20)ケージのフタを開けると、身を乗り出してこようとする。

これまでのハムスターと比べると、かなり自己アピールがかなり多い。

 

 

二本足で立つことが多い(2015-02-15) 結構安定している(2015-02-15)

隙あらば…(2015-02-25)

ケージを梯子のようにつたい、するすると上がっていって…

ついに脱走…

まぁ脱走したところで、どうなるものでもないのだけど…。

何あかれば2本脚でアピール(2015-03-01)

雲梯も…(2015-03-26)ハムスターは、元気が余りすぎると、雲梯(うんてい)を始める傾向があるが、きょろも同じだった。

脱走癖と、こうした危険行為の防止などのため、鉄枠のケージをやめて、衣装ケースを改造したケージに変更した。

 

その後表れたきょろの性格や特徴はこんな感じだ。

  • 目が合うとやってきては、二本足で立ったり、ジャンプしてアピール
  • 滑車(回し車)は全速力では走らず、流すように長時間走る
  • どのハムスターも例外なく好きだったヨーグルトが嫌い
  • 焼きたての食パンが好き(古い食パンはすぐに放り投げる)
  • 持ち上げて掌の上でひっくり返すと、口の周りの毛繕いを始める

とにかく元気なので、新たな砂場を用意もした。
砂場を作った(2015-05-30) こんな感じで寝るようになった(2015-06-10)

以前も病院に連れて行った(2015-11-01)脚を痛めてるかもしれない…ということで、砂場にバリアフリーの踏み台を設けたが…
こんな感じのステップを作ったけど…(2015-11-01)

踏み台が段ボール製だったことが悪かったんだろう。

たった1周間で、破壊されてしまう。

投薬が効いたのか、脚の不具合もなくなってきたようだった。

とりあえず、砂場の高さ自体を低くすることで、踏み台はやめてしまった。

一度、通院してしばらく薬を飲んでいたら、すっかり元気を取り戻した。

久しぶりに使った床暖房の恩恵を一番に受けたのは、きょろだった…なんてこともあった。


こんな感じで寝てることも…(2016-06-02)

ときどき、ちょっとぎこちなく走っていた滑車(回し車)も、以前と同様、全力ではなく、軽くランニングするかのような感じで、流すように走る姿が見られるようになった。

軽く流すように走る(2016-06-11)

しかし、7月に入り、急に元気がなくなり、滑車(回し車)も回さなくなったので、ふたたび病院へ連れて行く

加齢で脚の関節を痛めている可能性もあるということで、滑車(回し車)を取り外し、ケージ内の段差をできるだけなくした。

ずっと40~42gあった体重は、8月8日を境に1日1gずつ減っていった。

そして、8月17日。ついに体重は、26gとなってしまう。


きょろはもういない…(2016-08-17)

それでも、朝は動きまわろうとしていたが、さすがに、もう限界だったのだろう。

わずか2年ちょっとの生涯を閉じた。

最後の奇遇は、きょろが亡くなった日は、僕の誕生日だったということ。

きょろのいなくなったケージには、きょろの部屋の置いてあった場所の空き地に加えて、ついさっきまで、きょろが過ごしていた場所に凹みが残っていて、また涙を誘うのだった。

 

3日経ってもつい…(2016-08-20)

きょろに、毎朝あげていた食パンの耳。

亡くなって3日経つのに、つい切り取って用意してしまう。

たった2年間の付き合いしかできなかったけど、いままでいなかった独特の個性を持つ子であった。

Posted by ろん