5550 ハコが残したもの
昨日まで、それなりに元気だったから、まさかいなくなってしまうとは思ってもみなかった。
毎朝、ハコの体重を計っていて、昨日の朝は99gだった。
もともとは120〜130gあった体重は、体調が悪くなって以降、徐々に落としながらも、なんとか頑張っていた。
おとといは、計測直前、口の中に食べ物を詰め込んでしまった結果、104gとなってしまう“トラブル”もあった。
ついつい、住むハムスターがいなくなったケージを見てしまう。
姿が見えないから、ついケージ全体を見て、もういなくなってしまったことを再認識する。
頭ではわかっているのに、そんなことを何度も繰り返してしまう。
寝床や“部屋”などに、食パンの耳とかカリカリ(ハムスターの餌)とかが、あちこちで見つかる。
きっと、あとで食べようと思ってたんだろうな…と思うと、悲しさが込み上げてくる。
偉かったのは、亡くなる直前まで、トイレの場所にしていた砂場に、ちゃんと行っていたということだった。
ハコのおしっこで固まった砂が、今も残っている。
そして、一番残してくれたのは、ハコとの思い出だろう。