4648 今さら知った恵方の真実
以前だったら、チラシに載ることなんて、あり得なかった情報だ。
そもそも、恵方とは何か…ちょっと調べてみたのだけど、ちょっとややこしい。
まず、恵方というのは、歳徳神(としとくじん)という神様のいる場所を指すという。
そのありがたい神様である歳徳神は、どういうわけだか、いらっしゃる場所は毎年変わるらしく、恵方が変わるのは、それが理由となる。
そして、その恵方は、古代中国で考えられ、暦などで使われる十干(じっかん)… 甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)によって決まるそうだ。
毎年、十干は決まっており、そしてその恵方も決まっているらしい。
西暦下一桁
→ 十干 ・・・ 恵方
4・9
→ 甲・己 ・・・ 東北東(やや東)
0・5
→ 乙・庚 ・・・ 西南西(やや西)
1・6・3・8
→ 丙・辛・戊・癸 ・・・ 南南東(やや南)
2・7
→ 丁・壬 ・・・ 北北西(やや北)
今回調べて初めて知ったのは、恵方はたったの4つしかないということだ。
すべての方位に存在すると思っていただけに、かなりビックリだった。
ちなみに、来年2017年の恵方は・・・
北北西
・・・となる。