5774 英語民間検定試験導入の混乱

人文・教育・思想

来年度から、大学入試センター試験に代わって、大学入学共通テストとなるそうだが、それにあわせて、英語の民間検定試験が導入される。

今日、高校の7割が延期すべきとして要望書を出したというニュースを聞いてあらためて考えさせられた。

英語民間試験、高校7割「延期すべき」 文科省に要望書

ちょっと前に、TOEICが撤退するというニュースは聞いてたものの、あまり深く考えていなかったが、これはけっこう重大な問題だと思った。

民間試験の開始時期まで半年しかないのに、試験日程や会場など、全体像が固まっていないらしいのだ。

しかも、そもそも、こうした民間試験は当然ながら費用が掛かるわけで、経済的余裕があるかないかとか、受験しやすい都会に住んでいるかどうかでも、格差が生じてしまう。

ニュースで聞いたのは、稚内の生徒は民間試験を受けるのに片道5時間近く掛かってしまうから、どうしても宿泊を伴う。

そのため時間も費用もバカにならないとのことだったが、もっともだ。

いったい何のための民間試験の導入なのかが、イマイチ伝わってこない。

ただ大学側がこうした状況を認識しているようだ。

「英語民間試験を使わず」 東北大の方針を8割の高校が支持

こうしたことから、仮に強行されたとしても、影響が広がならない可能性はある。

しばらく様子を見てみたい。

Posted by ろん