6219 2021年の初日の出を求めて…

毎年だいたい同じ場所から初日の出を見ているが、2021年はちょっと違ったところから見てみようと思い立った。
見通しのいい場所を探してみることにした。
日の出の方向に遮るものが少ない場所…川の流れる方向に合わせれば、かなり見通しが良くなるはず…ということで、地図を頼りに行ってみることにした。
地図で確認する限り数キロメートルにわたって、遮るものがいっさいないはずだ。
場所は、東京都と埼玉県の境を流れる荒川に国道17号線(中山道)が渡る戸田橋だ。
日の出前ということでまだ暗い。


でも、すでにすごい人の数だった。
以前からそうなのか、このコロナ禍で出かけるところが少なくて、今年は特に集まってきているのか…。


地図で調べておいた通り、見晴らしがいい。
日の出と反対側を見ると、すごい人の数とともに、富士山も見えた。


東京の初日の出の時間は、6時51分…。
だけど、ちょうど地平線上に雲がかかってて太陽が見えない。
…っていうか、なんでちょうど地平線上に雲があることが多いんだろう…気のせいか?

その3分くらい過ぎて…ようやく初日の出。


太陽が出てくれば、終了…ってことで、みんな三々五々帰っていく。
土手を下りて住宅地の方に向かう人たちの姿が多かったから、多くは地元の人たちで、自分のようにわざわざ遠くからやってくる人は少なかったのかもしれない。
自分も帰ることにする。
さっき見えた富士山を、もうちょっとちゃんと見てみようと、荒川沿いの土手を歩いて行ったが、かえって見えづらくなってしまった。
そこで戸田橋を東京方面に向かっていくと、ようやく富士山全体が見えるようになった。


初日の出もよかったが、”初富士山”もよかった。