4526 もしかして僕も同じかも…?
結局は、こういうことになってしまう…
白紙撤回となった2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムを製作したデザイナーの佐野研二郎氏(43)の事務所「MR_DESIGN(ミスターデザイン)」と、無関係ながら、よく似た名称のデザイン会社「Mr.DESIGN(ミスターデザイン)」(大阪府東大阪市)に無言電話やイタズラ電話などが相次いでいることが4日、分かった。なお、後者の方が先に設立されている。
世間で大きな話題や事件が起きると、たいていこういうことが起きてしまう。
ある程度の批判はやむを得ないと思うが、それが、どういうわけだか、無言電話をしたりイタズラ電話までしてしまう発想が、どうにも理解できない。
一度こういうことをしてしまう人に、理由を聞いてみたい。
勝手な想像をすると、こういう人は、ふだんは意外と穏やかであったり、あまり強い意見を周囲に言うようには見えない人なのではないか?
そういう人が、”懲らしめなければならない”という 義憤に駆られての行動…というのが、理由なのかな?…と。
いや、”義憤”というのは隠れ蓑で、ただ単純に言わずにおれない…というだけなのかもしれない。
…と、思ったところで、ふと、イヤなことを思いついた。
僕も、エンブレム発表から撤回までのあいだ、ずっと意見を出し続けてしまったが、これも行動の内容は違えど、もしかすると、実は同じことなのかな…と。」
勢いで無言電話をしたりイタズラ電話をしてしまう人がいるのだとしたら、僕自身、ときには自制も必要なのかもしれない。