4525 早退から学んだこと
朝からちょっと体調が悪かった。
しばらくすれば落ち着くかと思ったが、昼になっても改善せず、このまま過ごすことも難しそうに感じられてきたので、やむを得ず昼過ぎに早退した。
帰ってから、とりあえず横になって身体を休めた。
今週前半くらいまでは肌寒さも感じることもあったが、また今日は気温が高かった。
外ではセミが鳴いている。
ちょっと疲れていたせいか、すぐに眠くなって寝てしまった。
しばらくして、起きたときには周囲は暗くなっていた。
セミの鳴き声はやんで、秋の虫の鳴き声が聞こえてきた。
まるで寝ている間に季節が過ぎてしまったかのよう。
そのせいか、ずいぶん寝たなぁ…と思いつつ、時間を見ると、ふだんであれば、まだ仕事してる時間だった。
なんだか、時間がゆっくり進んでいる感覚。
それと同時に、会社にいたのがずいぶん前のように感じられた。
この感覚の原因は、体調が悪いせいに違いない。体調の理由でない早退では、決して感じることのない感覚だからだ。
そう考えると、 ふだん時間がない…と思っていられるのは、むしろ健康な証拠なのかもしれない。