4484 カタカナビジネス用語

人文・教育・思想

結果にコミットする…ライザップのキャッチコピー(写真は書いてないけど)ちょっと前の記事だが、「『日本語で言えばいいのに…』と思うカタカナビジネス用語」という記事があった。

ざっと引用すると、こんな感じ…。

1位 コミットメント(約束、集中する) 149pt
2位 ユーザー(利用者、消費者) 125pt
3位 エビデンス(証拠、確証) 92pt
4位 スペック(能力、性能) 87pt
5位 アジェンダ(議題、課題) 67pt
6位 コンセンサス(合意) 58pt
7位 フィックス(決定) 53pt
8位 ジャストアイディア(思いつき) 42pt
9位 シェア(共有) 41pt
10位 ペンディング(保留、中止) 33pt

※番外
11位 シナジー(相乗効果) 32pt
12位 タスク(仕事、やるべきこと) 27pt
13位 ブラッシュアップ(良くする、練る) 25pt
14位 タイト(厳しい、時間がない) 22pt
14位 メソッド(やり方) 22pt
16位 デフォルト(標準、基本、初期設定) 21pt

挙がっている言葉を見た感じでは、それほど不快な感じはしないものばかりだった。

おそらく、仕事で所属する業界によっても大きく変わってくるものなのかもしれない。

ランキングのなかに、僕もつい言ってる言葉を挙げてみた。

「ユーザー」
「スペック」
「タスク」
「デフォルト」

自分の中では、ほとんど、ごくふつうに使う日本語…という気もする。

これらは、ユーザーとかデフォルトのように日本語より言いやすかったり、タスクのように日本語よりも意味合いが微妙に異なってるなど、カタカナで使うには意味がある…と思う。

でも、なぜ無駄にカタカナが使われるとイラッとくるのだろう?

ちょっと考えた仮説は、電車内で携帯電話で話をされたときに、イライラするのと似てるのではないか…ということ。

電車内での携帯電話は、当然ながら、 電話の向こうの相手の声を聞くことができないため、車内にいる人の声しか聞くことができない。

そのため、たとえ無意識であっても、 会話のやりとりを聞くことができないために、不安を感じて、イライラする…なんて聞いたことがある。

たとえ、これが正しければ、カタカナ言葉の持つ曖昧さが、不安を募らせる…というのと、似てるような気がしたのだけど、どうだろう?

Posted by ろん