4435 ドローン

社会・政治・事件

文化庁メディア芸術祭にて(今年2月)ここ最近、急に名前を聞くようになった、ドローン。

本来は、無人の航空機を指すもので、かつ、ロボットのように自律的に飛行できるものを指すらしいが、ここ最近聞こえてくるのは、ちょっと違うような気がしている。

ありていにいれば、ラジコン飛行機 にも思えてしまう。

そもそも、“ドローン”っていう名前が、何ともおどろおどろしい。

もし仮に、首相官邸に落ちていたのも、善光寺で落下させたのも、“ドローン”ではなく、“ラジコン飛行機”…と呼ばれていたら、これほどまでに注目されただろうか?

ドローンを野放しにする不安は分からなくはないけど、必要以上に、注目されすぎのような気がしてしまう。

だから、善光寺でドローンを落下させた15歳の少年が、懲りずに、今度は国会付近で飛ばそうとして警察から厳重注意を受けることになる。

こういう行為に対して、一番効果的なのは徹底的な無視だ。

ドローンという聞き慣れない単語に、振り回されないようにしたい。