4424 きのこ・イロ・イロ
イベントをやってたせいか、駅の構内には、あちこちにゆるキャラたちが…
吉祥寺駅から、徒歩数分ほどのところにある、武蔵野市立吉祥寺美術館が、今日の目的地。
ここで開催されている「小林路子の菌類画…きのこ・イロ・イロ」展を観に来た。
「きのこ」は、なぜだか、つい気になる存在だ。
実際、自分自身、これまでも、無意識のうちに、きのこ関連の記事を取り上げているという状況を考えれば、きっと、惹きつけられる理由は何かあるのだろう…。
作者の小林路子は、ある書籍の挿絵の仕事をきっかけに、きのこの魅力にとりつかれ、いつしかきのこ中心の生活を送るようになったという人だ。
そのレベルは、学術界からも認められるところとなり、、植物・菌類図譜の世界的コレクションを誇るイギリスのキュー王立植物園にも作品の一部が収蔵されてるようになったほど…という。
美術館は、ビルのほんの一部を占める小さなスペースで、入館料はわずか100円。
こぢんまりした美術館なので、展示もさっと鑑賞することができる。
が、見応えじゅうぶん…リアルながらも、どこか愛らしい感じの「きのこ」画たちは、見ていて楽しかった。
見れば見るほど、実物のきのこを見に行きたくなる。
画の解説にも書かれていたが。実は都心でもけっこう見られるようだ。
でも、観察眼を養わないと見つけ出すのは難しそうだ。
帰りがけに、ミュージアムショップで見掛けた、ガチャガチャのリアルなきのこ。
つい欲しくなって回してしまった。
機械が故障気味で2度も失敗して、係員に手伝ってもらって、ようやく手にしたのは、マツタケだった。