6211 木星と土星が大接近
木星と土星が、実に397年ぶりに見かけ上の大接近をするということで、仕事を中断して望遠鏡を用意して観てみることにした。
今日は朝から冬晴れのいい天気で、雲ひとつない。
昨日が冬至だったから、日の入りは早く、あっという間に暗くなってきた。
南西方向に浮かぶ、木星と土星は、先週くらいからかなり近づいていたのはわかったが、今日はもう1つの星のような状態になっているのが、肉眼で見てもわかった。
望遠鏡で木星と土星を見ようとしたら、視界を定めるために使用するファインダーが微妙にずれていることに気づく。
ここ最近望遠鏡で惑星を観ていなかったからかもしれない。
月を見るだけならそれほどファインダーを必要としないからだ。
望遠鏡越しに観ると、ちゃんと見事に木星と土星が並んで見える。
これはなかなか観られない光景だ。
こうなると、写真に収めたくなるのだけど、これがかなり難しい。

どうしてもぶれてしまう。
何枚撮っても同じで、そうこうしているうちに、隣のマンションの陰に隠れてしまって…終了…。