[社会の窓]暖かな日に太陽を見てみる
昨日の東京は、最高気温が20℃を超えたそうだ。立春前に20度を超えたのは1969年以来44年ぶりらしく、近年まれにみる暖かさだったそうだ。
今日も、昨日ほどではないけど、いい天気だった。日のあたる窓辺にいると、まるで春のような感じ。
暖かな太陽の光を浴びていたら、ふと、久しぶりに太陽を見てみようと、昨年の金環日食と金星太陽面通過以来半年ぶりくらいに、太陽を見てみた。
フィルターを通してみているので、周囲は真っ暗で月みたいに見える。
太陽に見られる変化は、黒点の大きさや位置が変わっていくという楽しみはあるが、月と違って、のっぺりとしておもしろさは今一つだ。
そうなると、太陽がガンガン燃えて炎を吹き出しているように見える“プロミネンス”も見てみたくなるが、これには新たに太陽観測専用の望遠鏡を用意しなければならないらしく,、かなり敷居は高い。
それにしても、今日も暖かいなぁ…。
このありがたい太陽の光は、太陽の中心で生まれ、太陽の表面に到達するまで、実に100万年も掛かると言われている。
そしてその光が太陽を飛び出し、地球に光が届くまでが、約8分。
今こうして見ている光は、そんな時間を掛けてやってきているなんてことを思い出した。
「のっぺりして、つまらない」…なんて言ってたら、バチが当たるかもしれない。