4196 懐かしの水道水
水道水といえば、かつては美味しくないと、よく言われたものだし、実際に、カルキ臭が強く独特の味がしたものだ。
しかし、例えば東京都などで行われてきた水道水を美味しくする施策により、味はかなり改善されてきた。
美味しくない水の代名詞だった、水道水は、もう過去の話だ。
実際、蛇口から出てくる水は美味しいと思うし、むしろ美味しくない水が減ってきたな…と思っていたのだけど…
なぜ、こんなことを思ったのかというと、先日たまたま入った喫茶店で、ビックリするくらい美味しくない水が出てきたからだ。
このカルキっぽい臭いと味は、もはや“懐かしの水道水”。
これほど美味しくない水を出すのも、ある意味すごいと思う。
これまであまり意識してこなかったが、先日のこの一件以降、“懐かしの水道水”が出てくる店が、意外と多いことに気付く。
味音痴の僕ですらすぐわかるのだから、誰でもハッキリわかる大きな問題だと思うのだけど、どうなんだろう。
こういった水を出すお店は、料理の味は気にしても、お客に出す水は気にならないものなのだろうか?
不思議でならない。