4195 ある家電量販店の“気になる言葉”

ビジネス・経済

2006年8月ごろのビックカメラ東口駅前店(写真はイメージ)以前紹介したように、家電量販店は、自分にとって、なじみ深い場所ではあるけど、あの騒がしい店内放送はなんとかならないか?と、行くたびに思う。

それこそ、耳栓をして行きたいくらい。

「うるさくなければ量販店ではない」という決まりがあるのか?と思うくらい、どの店も本当にうるさい。

そんななか、特に気になるのが、ある家電量販店の店内放送だ。

騒々しい店内放送の締めは、こんな感じだ。

「朝10時から夜10時まで年中無休の(店名)、どうぞ最後までごゆっくりとお買い物をお楽しみください」

これを、店内にいる間、何度となく聞かされる。開店時間をしつこく言われることも気になるが、もっとも気になったのは…

最後まで

…という言葉だ。

なんだろう?最後って。

一般的にこのフレーズが使われるのは、演劇やコンサートなど、あらかじめ時間が決まったプログラムで過ごすことが前提になったときに使うものだと思う。

同じ解釈で考えれば、閉店時刻のことを指してるのかもしれないが、そこまで長くいたくない。

最後まで…は余計だと思う。

これも、先日書いた客の立場に立っていないと家電量販店に通じるものがあって、店の気持ちが全面に出てしまった結果だと思えてしまう。

これでは、ますますネット販売や通信販売にシェアを奪われてしまうのでは?と、勝手に危惧してしまうのは、考えすぎだろうか?

Posted by ろん