[社会の窓]行ったことのある場所へまた出掛ける
以前は、旅行に出掛けるということは、よほどの理由がない限り、新しいところへ行くことを意味していた。
同じところに行くということは、無駄だとさえ思っていた。
しかし、最近は、むしろ同じところに行くことの、“面白み”みたいなものを感じつつある。
もしかすると、単に、年齢を重ねるにつれて、面倒くさくなってるだけかもしれないが。
同じところへ行くことの良さは、新しいところでの緊張感がないぶんだけ、気持ちに余裕ができ、新たな発見があるということだ。
まず、向かう先は、フィンランドのヘルシンキ。4年ぶり3回目。
利用したスカンジナビア航空は、ヘルシンキへの直行便がないので、コペンハーゲン空港経由で。
3回目…何か見つかるかもしれないし、思ったより大したことがないかもしれない。
でも、そうした体験を通じて感じ取ったことそのものが、貴重な収穫なのだ…と勝手に思っている。
こまず、ヘルシンキで3泊して、タリン(エストニア)は初訪問、コペンハーゲン(デンマーク)は2回目…と訪問する予定。