4129 チャゲアスの曲が僕の背中を押してくれた

物思いに耽る(雑感)

1994年の夏。当時大学生の僕は京葉線に乗っていた。

きっかけは、何気なく見たNHKの特集番組だった。

この番組で、アメリカの首都ワシントンDCに、スミソニアン博物館という、ある世界最大の博物館の集合体があるということを知った。

そして、この番組が、幕張で開かれるイベントに協賛したものであることを知り、興味を持った僕は、幕張メッセに向かったのだ。

アメリカンフェスティバル’94 「スミソニアン博物館」展
-これがアメリカだ-

【図録】アメリカンフェスティバル'94「スミソニアン博物館」展-これがアメリカだ-  [古書]何とも大きく出たサブタイトルの通り、広い展示スペースに、アメリカの歴史が詰まっていた。

ライト兄弟の飛行機や、アポロ宇宙船や月面車…

(レプリカもあったのかもしれないけど)"実物の展示"に圧倒された。

もっと見てみたい!

とんでもなく混雑で見物客にもみくちゃにされながら、そう思った。

その一方、飛行機で海外に行った経験がないという不安から、正直少しためらいもあった。

迷いを感じるなか、ずっと心の中に流れていたのが、このイベントのテーマソングであり、NHKの番組でも使われていた、CHAGE and ASKAの「On Your Mark」だった。

スタートラインで言う「位置について」という意味の、On Your Mark…。

歌詞だけ見ると、何を言ってるのかさっぱりわからないのだけど、曲の雰囲気がとてもよかった。

とても前向きな気持ちになる曲だったし、来年から社会人としてスタートする自分に合ってる感じがした。

おそらく、迷いを断ち切る一つのきっかけとなったのが、この曲だったと思う。

(大げさだけど)意を決したことで、その後、生まれて初めて、アメリカの地を踏むことができたのだ。

1994年9月5日のことだった。

今はなきANAのジャンボ機で…スミソニアン博物館本部前にて

言葉が分からずとも、本や雑誌などで知ったものばかりなので、展示されているものは、ちゃんと分かる。

実物のミサイルや大西洋横断したリンドバーグの飛行機などが目の前にあった。本物の月の石にも触れた。
本物に触れる旅月の石に触れる

ホワイトハウスも見学

ホワイトハウスやアーリントン墓地なども見学した。

いろいろ失敗もあったが、今となっては、どれもいい思い出だ。

そういったこともあり、僕にとって、CHAGE and ASKA といえば、「On Your Mark」だったし、僕に決断させてくれた曲だった。

いま盛んに報道されているニュースを聞くと、当時作られた曲に罪はないとはいえ、なんだか複雑な気分になるのだ。

Posted by ろん