間取り図大好き!/間取り図ナイト編
最近はあまり見なくなったけど、以前は、新聞の折り込みチラシのなかでも、住宅の間取りを見るのは妙に楽しかった。
自分がそこで暮らすことを想像するのだ。
もちろん勝手な想像ではあるが、広ければ広いほどいいというものではなく、あえて狭い間取りのなかで、制約を受けながら、用途を考えるというのも楽しかった。
いろいろ間取りを見ていると、ときどき不可解な、変わった間取りを見つけることがある。
そんな変わった間取りばかりを集めたのが、この本。

よくぞこんな妙な間取りが集まったと、感心するくらい。
なかには、単純な書き間違いと思われるものもあるが、どう考えても、常識では説明が付かないい間取りも少なくない。
あまりに意表の付く間取りに、思わず吹き出してしまうやら、感心するやら。想像力をかきたてられる。
間取りという限られた情報だからこそ、より想像を膨らませる楽しみがあるのかもしれない。
ふと、これって時刻表だけで旅を想像する楽しみにも似てるかも…なんて思った。