4111 早朝の伊豆長岡温泉を歩く
伊豆長岡温泉で迎えた早朝。
せっかくなので？周辺を歩いてみることにした。
今回も残念ながら鉄道を使わずにやって来たので、近くの駅に行ってみる。
伊豆箱根鉄道駿豆線 伊豆長岡駅。
さすがに平日の朝6時だと人は少ないが、それでも通勤や通学に利用していると思われる人たちが駅に向かっていく。
見慣れない電車を見るのは楽しい。
学校に通う高校生だろうか？
車で駅まで送ってもらう姿を何人か見掛けた。
出発待ちをしているバスの後ろに、うっすらと白い何かが見えた。
よく見たら富士山だった。もうちょっと開けた場所に行ってみよう。
伊豆長岡温泉は、伊豆長岡駅からちょっと離れたところにある。大きな川（狩野川）を渡ると、遠くに富士山が見えた。
間近で富士山が見えるというのも、妙に興奮するものだ。
伊豆長岡温泉のうち、古奈地区は、源頼朝の時代から続くという古い温泉。
昔ながらの温泉らしい雰囲気も残っている。
お店として営業をしていない建物が多数あったが、看板もなくなってしまうと元はどんな店だったのか分からなくなってしまう。しかし、この店はすぐに分かった。
欄干のコンクリート製の柱が、一升瓶になっていた。簡単な装飾だけど、何とも味が合っていい感じだ。
ちょうどこの写真を撮っているとき、視線を感じると、そこにはネコの姿が。
お返しに…と僕もじっと見てみると、今度な何食わぬ顔で、そのまま通り過ぎていった。
人の気配があまり感じられない温泉街の散歩は、なかなか楽しかった。