3977 川越市民の日に川越早歩き

街歩き

毎年恒例の墓参りのため川越へ。

ただ今日は、たまたま12月1日だったということもあり、予定よりちょっと早めに自宅を出発。

なぜなら、今日12月1日は、川越市営の施設は無料となる「川越市民の日」だったからだ。

ほとんどの施設は見たことはあるけど、せっかくなので、ちょっとずつ覗いてみようと思ったからだ。

その前に、まずは、以前から行ってみたかった、丸ノ内線の車両を見学しようと、最寄り駅の東上線川越市駅で下車する。

住宅地を進んでいくと、看板の向こうに忽然と現れた。

わざわざ見に来ただけのことはあった。じっくり見学

新河岸川沿いをぶらぶらと歩き、菓子屋横丁へ。まだお昼前でも、けっこうな人出で賑わってる。

蔵造りを紹介した「川越市蔵造り資料館」を見学。

この建物は、明治時代に店蔵として作られたもので、蔵造りの構造や、鬼瓦、民具などを見学することができる。

 

蔵造りの建物の向こうに時の鐘が見える風景は絵になる。

蔵造りの町並みがある一番街を歩くと、決して少なくない数の洋風建築が目にとまる。

代表的なのは、旧八十五銀行(現埼玉りそな銀行)本店本館だが、それ以外にもたくさんあって、興味は尽きない。

「川越まつり会館」は、10月中旬に行われる川越まつりの主役の山車を1年中見ることができる施設。

また古い気になる建物の前や、川越市役所の前を通って、川越市立美術館、川越市立博物館へ。

美術館は初めて訪れた。規模はそれほど大きくないものの、こちらも無料とあってか、失礼ながら、あまり“美術”と縁が遠そうなおじいちゃんやおばあちゃんが大勢鑑賞していた。

でもこういった機会に、美術とふれあうのはいいきっかけだと思う。

美術館隣の、博物館は、川越の歴史を体系的に学ぶことができる。

小学校のころ副読本で川越のことを勉強した記憶があるが、そのときに合わせて見に来たら、いい勉強になりそう。

最後に、川越城本丸御殿へ。

本丸御殿大広間は、日本でここと高知にしかないという貴重なものらしい。

中学のころ、すぐ隣のテニスコートであったり、写生大会のときの被写体だったこともあり、本丸御殿は、僕にとっては、かなり身近な存在。

戦後、体育館として使われていた名残で、天井にはバレーボールの跡が…

以前は、大してすごいものだとは思ってなかったのだけど、こういったしっかりとした展示施設になって、大勢の観光客に来てもらっているのは、昔を知るものにとってはすごく嬉しかった。

Posted by ろん