3349 広尾、六本木あたり
今回の駅からハイキングは、1日だけではなく1ヶ月弱の期間が設定されていて、この期間だったらいつ参加しても良いという形式。
スタート地点には、1台の機械が設置され、それに、会員証とSuica(Pasmoも可)をタッチさせる。
コースの途中にチェックポイントが設定されて、そこでも同様に会員証もしくはSuicaをタッチして、さらにゴールでも会員証もしくはSuicaをタッチさせる。
今回のスタートとゴールは恵比寿駅。
いつものように、大勢の参加者がいないので、せかされずに自分のペースで歩けるのがいい。
…と言っても、コースはいつも別だけれど。
とりあえず、今回のチェックポイントである、六本木ヒルズに向かう。
取り立てて、変わった光景はないな…と思ったら…
やたらと、注意書きが散りばめられてる公園や…
マンション3階にある大使館など、なかなか興味深いものも…
大通りから、狭い路地を入ったところに、ブルキナファソ大使館があった。
たしかに国旗が掛かってる。
大使館というと、どうしても、もっと厳重な警備がされている重厚な建物というイメージがあるが、そうではないところも少なくない…というか、そっちの方が多いかもしれない。
六本木通りを歩く。
敷地の都合で、やたらと角の尖ったビルを見かけた。
刺さると痛そう。
さらに近づいてみたら…
もっと痛そう。
六本木通りは、歩いたことがあるので、裏道に回ることにした。その途中で見かけたのは…
“美人多し”という注意書きを見たからには、探さないわけにはいかない。が、残念ながら、対象者は見つからず。
…っていうか、この注意書きで、かえって、走行が危なくなるんじゃないかという気がした。
高級住宅街を歩く。
途中に、大使館がいくつも。目印は、国旗。
ギリシャとルーマニア。
ギリシャは、ちょうど今大変な時期ではあるが、大使館は平穏そのもの。
ルーマニアのほうか国旗の隣に、EUの国旗も掲げられていた。
そういえば、ルーマニアもEUに加盟してたんだっけ。
こうして歩いているだけでも、勉強になる。
徐々に六本木ヒルズが近づいてきた。
相変わらず、六本木ヒルズはわかりにくい。
雰囲気は、ハロウィン。
ちょっと、おどろおどろしい感じなのが、なんだか楽しい。
六本木ヒルズのチェックポイントは、森美術館のインフォメーションコーナーにあって、すぐに見つかった。
機械には、会員証かSuicaのいずれかをタッチするように書かれていたので、会員証をタッチした。
しかし、あとから案内図に書かれた注意書きには、Suicaをタッチしろと書かれていた。
もしかすると、ポイントが付与されないんじゃないかと不安になったので、再度、Suicaでタッチしてみると…
「すでに通過済みです」
と出てきた。…ってことは、やっぱりどちらでも良かったことになる。
案内図に、ややこしいことを書かないでもらいたい。
いま、森美術館では「メタボリズムの世界展」という展示をしていて、その一環として、あの中銀カプセルタワービルから、サンプルカプセルを移設し展示している。
展覧会はまた機会をあらためて来るとして、サンプルカプセルはぜひ見ておきたかった。
「あった!」
外観も綺麗に塗装されて見違えるようだった。
かつて薄暗いところに展示されていたころを思い出す。
外観と違って、内部はそれほど変化はなかった。英文タイプライターのオブジェがアクセントになってる。
取り壊し計画が浮かんでは消え…の、中銀カプセルタワービル。
歴史的にも価値の高い、このビルが、いつまでも残ることを祈っている。
張りぼてのようなビル…。
ようやく、恵比寿駅に到着。
またまた、機械に会員証もしくはSuicaをかざして、ゴール手続き終了。
これで、ポイントがたまる。
ゴールしたら、冷えた炭酸水をくれたのもありがたい。
めでたし、めでたし。