3954 金曜夜の銀座を通り抜ける

芸術・デザイン,街歩き

昨日東京ミッドタウンでもらったフリーペーパーに記載されていた記事を頼りに、銀座へやって来た。

今日は金曜日…そのせいか人通りが多かったように感じた。

銀座通りに並行する、すずらん通りも、やはり人通りが多く賑やか。

ユニクロの裏手に、目的の場所はあった。

DOVER STREET MARKET GINZA

すみません、ブランドのことはちっともわからないのだが、コム デ ギャルソンというのは聞いたことがあるというくらい。

店内には、なぜか、怪しげな小屋らしきディスプレイがあって、気になったが、入る勇気がなかった。

目的の展示はこのビルのさらに裏。通り抜けできるようになってる通路を通って行くと…

緑の椅子に取り囲まれた象…

この何気ない形をした椅子は、フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルトがデザインした「スツール60」だ。

このインスタレーションは、誕生して今年が80周年を記念したものらしい。

…ということを、あらかじめ情報として知っていたほうが楽しめるはずで、せっかくなら店頭にも、簡単な解説があればいいのに…と思った。

そして残念ながら、正面はガラスの扉が閉まっていたので、間近に見られなかった。

しかし象の裏に回ると、巨大な昆虫にギョッとしたその向こうの扉が開いているではないか!

そっと入って、象の後ろ姿をありがたく拝む。

エレベータを上がると屋上庭園があるらしい…ということで行ってみた。

かなりこぢんまりとしたスペースだったが、周囲をビルに囲まれ、薄暗く、かなり静かで、都心にいながら、ちょっと心細くなるくらいだった。

ふたたびエレベータで1階に降りる。扉が開くと、巨大な昆虫の姿。

よく見れば腕…じゃない、脚に包帯を巻いていた。

有楽町方面に歩く。

旧モザイク銀座阪急(元の銀座東芝ビル)が取り壊されるというのは知っていたが、完全になくなっているのを見たのは、今日が初めてだった。すっかり視界が広くなっている。

そして、この工事中の現場の脇には…

またまた特徴的な仮囲いの絵が気になった。

しばらくは工事現場の仮囲いから目が離せなさそう。

有楽町から丸ノ内にかけて、もう年末恒例のイルミネーションが…

そういえば、今日から、もう11月…2013年もあと2ヶ月しかないなんて…早すぎる…。

Posted by ろん