3998 東京23区一周/2日目・板橋区成増~練馬区南大泉
東武東上線で成増駅へ。前回のゴールが今回のスタートになるので、まずは、そこまで向う。
川越街道が埼玉県和光市に入るところが、スタート地点。
旧川越街道の東埼橋、川越街道の新東埼橋は、都県境にふさわしい名前だ。


こんな感じで明示してあれば、隣県に入ったことがわかるが、そうでないところの方が多いので、知らず知らずのうちに境界線を跨いてしまう。

比較的大きな通り沿いに“牛房新宅”と書かれた、由緒正しいお屋敷のような建物があって、ちょっと気になったが、詳しい解説もなく、ネットでも情報は見つからず。
紳士服店は、境界線に近いということもあって、両方の名前を冠していた。

できるだけ都県境に沿って歩いているが、必ずしも道路沿いというわけではない上に、かなり入り組んでいるため、前に進むのにどうしても時間が掛かってしまう。
地図を見比べながら行くと、境界線上に意味深な“証拠”を見つけることができる。

完全に境界線上ではなく、一部は埼玉県に入り込んでいるものの、とても東京23区のすぐ近くとは思えない光景が続く。

今日は日の当たる場所では暖かく、とても歩きやすい。
早くも満開の梅があったり、ブルーベリーの摘み取りができる農園などを見掛ける。

1日1回しか来ない小さな郵便ポスト。
東京外環自動車道は半地下構造で天井で覆われているので、付近はすごく静か。

広めにパター練習場もあって、とても開放感がある。

練馬区と和光市の境目を歩いていると、和光市側に、“加藤牧場”と書かれた牧場発見!
練馬区側から、すぐ近くまで住宅が迫っていることを配慮してか、牛たちは敷地の奥の方に集められ、身近でその様子を見ることができなかった。

東京都と練馬区の公園と、和光市の公園の間を道路が横切る。和光市側の公園に隣接する感じで、自衛隊朝霞駐屯地があった。

境界線上を歩けず、境界線が直角に近い形で横切っているため、ちょうどその付近では、境目を思わせる痕跡を見つけることができる。

川や道路に境界線が沿っていないと、建物自体を境界線が分断するようなことも起きる。
