3815 時計合わせ大会
予想通り、あっという間に連休最終日を迎えた。
特に遠出するわけでもなく、ふだんあまりできないようなことをして過ごした。
朝からちょっとした事件はあったものの、片付けをしたり、書き掛けの本の感想を書いたり…
で、ふと、やろうやろうとおもいつつできなかったことを思い出し、ついにやってみることにした。
それは、家じゅうのありとあらゆる時計の時刻を合わせるということだった。
実は、以前から、家じゅうの時計がズレていて、正しい時刻を示しているのが、ひとつもないという事態に陥っていた。
例えば、台所にある時計が示す時刻は、8〜9分ほど遅れていた。
もっとも、最初から8〜9分ほど遅れているというのはわかってるので、この時計を見た時には、その場で正しい時刻に補正していた。
また、洗面所は3分進んでいたし、固定電話機は5分といった具合で、あらかじめズレを意識して時計を見る習慣がついていた。
ちなみに、うちには電波時計も1台あるものの、電波を受信できない場所に設置してしまっているので、実は少しズレている。
でも、さすがに、10分近くも遅れたままというのは、不便といえば不便だ。
じゃあ、その時計を正しい時刻に修正すればいいじゃないか…となるが、1カ所だけ修正すると、どの時計を修正して、どの時計を修正していないかわからなくなってしまうのも困る。
ということで、思い切って全部の時計を片っ端から集めて、全部修正したのだ。
すぐに修正の仕方がわかる時計はいいが、ボタンが2つ付いてるだけの時計は、どうやって修正するのか、毎回悩むことになる。
組み合わせて押したり、長押ししたり…
どのボタンを押すと、0秒になるのか、分からなかったり…
試行錯誤の上、すべての時計の時刻合わせが完了した。
まさに、連休最終日にふさわしい作業だった。
でも、明日から間違って補正しないように、注意しないと…