3698 人は片方の鼻の穴でしか息をしていない
先日、インターネットを見ていて、ふと見掛けた雑学。
人は片方の鼻の穴でしか息をしておらず、使われている鼻の穴は、2時間〜2時間半ごとに交代しているというのだ。
何気なく見つけたこの話は、にわかに信じられなかったが、自分自身のことだから簡単に確認できる。
片方…ってことはないだろう。
実際に鼻で強く呼吸をしてみる。
ーーーー!
! おっ。完全に片方というほどではないが、片方の穴(左側)が、より空気の出入りが大きいことがわかった。
これだけでは、単にもう片方(右側)の鼻の穴が詰まっているだけ…ということも考えられる。
様子を見てみよう。
今の時間は19時45分…左側の鼻の穴での呼吸が、しばらく経てば、右側になるはずなのだ。
少し時間が過ぎたけど、ふたたび思い出した、21時30分確認してみる。
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!! なんと! 今度は鼻の右側の穴のほうが空気の出入りが大きいことがしっかりと確認できるではないか。
こちらのサイトによれば…
鼻の奥にある鼻甲介(びこうかい)と呼ばれるところが片方ずつ膨張することによって交互に呼吸しているのですが、これは自律神経によってコントロールされているとのことです。
そのサイクルはだいたい2時間半おきで、特に片側の鼻詰まりは横向けに寝ているときに顕著で、このことが寝ている時に寝返りを打たせる理由のひとつであると報告されています。
…ということだった。寝返りを打たせるきっかけにもなっていたとは…。
自分自身のかなり身近で生きていくのに不可欠な、“呼吸”という行為でさえ、まったく知らない機能が働いていただなんて、かなりの驚きだった。
で、今日はどうだろう?と、あらためて確認してみると、鼻が詰まり気味で、左右の差がわからず。
人の身体って、奥が深い…。