3639 今日の月
月の表面には、黒っぽいところと白っぽいところがある。
この黒っぽいところは、“海”と呼ばれ、月の中でも比較的平らな場所になっている一方で、白いところは、月の中でも凹凸があり、起伏の激しい場所だ。
また、この海と呼ばれる場所は、ずっと地球を向いている面ばかりに集中し、地球からは見られない月の裏にはほとんど存在しないという。
今日、たまたま見たニュースでは、この月の海が、小惑星との衝突によって作られたということがデータで裏付けられたというものだった。
そんなニュースを見たあとに、雲ひとつない月がきれいに出ていたら、やっぱり見たくなるもの。
撮影したレンズなどにも影響するが、実際はこっちの方が近い。
たしかに言われてみれば、衝突したとされる場所と海の部分は多い。
それにしても…と思う。
月なんて、地球から最も近い天体だし、これまで数多くの探査機が向かっていったし、人までも行った。
それでも、月の表面の大部分に痕跡がある衝突があったなんでことが、いまごろ裏付けられるなんて…宇宙っておもしろい。