[社会の窓]YS-11
鉄道に興味があるのと同様に、航空機…特に旅客機にはとても関心がある。
写真は、2010年の「空の日フェスティバル」という、鉄道同様のイベントに参加したのは、YS-11という飛行機が展示されていたからだ。
このときには、すでの旅客機としての運航は終了しており、展示されていたのは飛行検査航空機として使われていたYS-11であった。
10年ほど前、妙にこの機体に興味が出て、所沢の「所沢航空発祥記念館」に行ったり、わざわざ福岡まで乗りに行った。
無骨な機体に、巨大なプロペラ…スマートさのかけらもない…と言っては失礼かも知れないけど、譲れない部分は決して譲らないという、ブレない“強さ”を、感じることができた。
もしかすると単純なノスタルジーなのかもしれないけど、世の中が揺れ動き、それに振り回されるという現状に、自身の身を置いているせいで、そんな強さに魅力を感じてしまうのかもしれない。
もっとも、問題を世の中のせいにしてる時点で負けなんだけど。
