3560 ものは考えよう。
今日も、やたらと暑い一日だった。
出掛けるのも億劫になるけど、所用のためどうしても出掛けなければならず、池袋まで行ってきた。
池袋駅に着いて、埼京線・湘南新宿ラインのホームを歩いていたら、通過列車のアナウンスが流れた。
遠くから、重々しい音が近づいてきた。
電気機関車だ。
そうすぐに直感し、手持ちのiPhoneのカメラで、写真を撮る。
iPhoneのシャッターは押してから、実際に撮影されるまで、わずかなタイムラグがあるため、意識してシャッターを切る。
その結果…。
シャッターを押すタイミングが少し早かった。
機関車全体が写らず、プラットホームの柱が写りこんでしまった。
ちょっと、残念な写真になってしまった。
夜。
今日が、隅田川花火大会だということを、急に思い出し、近所の高い建物に上がってみると、遠くに、花火が見えるではないか！
取材のヘリコプターも見える。
そこで、例の？天体望遠鏡で、花火を観測することにした。
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すごい、よく見える！
とりあえず、簡単に写真を撮ったら、それなりに写った。
アイピース（接眼レンズ）に、デジカメのレンズを近づけて撮っていたので、どうしてもシャッターを押すタイミングがブレてしまう。
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これはいい！と、ブレないよう天体撮影と同様の準備をして、次の花火が上がるのを待った。
しかし、急に花火の打ち上げがなくなってしまった。
あれ？
もしかして…と調べてみたら、20時30分で、花火大会は終了していたのだった。
お昼ごろに見た、電気機関車EF65も、夜に見た隅田川花火大会も、なんだか、思うように見られなかったし、写真も中途半端に終わってしまった…と、残念な気持ちでいっぱいだった。
でも、ちょっと待てよ…。
そもそも、どちらも、別に最初から見ようと思って、待ち構えていたわけではなく、あくまで、偶然見たに過ぎない。そこに居合わせなければ、思い出さなければ、そもそも、瞬間を見ることすらできなかったはずだ。
うまくいかなかったことだけを、自分の中で、ことさら強調する必要は無いはず。
ものは考えよう。