4375 震災1462日目
もう4年過ぎた…という気もするし、まだ4年という感じもする。
4年前のあの日…
感じたことのない揺れと、その直後の混乱は、4年経っても記憶に新しい。
3月11日の夜…そういえば東京の夜は明るかった。
節電が叫ばれ、夜が暗くなるのは翌日以降のことだ。
東京タワーも、当日夜は、地震の影響で消えてしまった先端部分を除いて、明るく輝いていた。
そして、4年後の今日の東京タワーは、哀悼の意を示すライトアップになっていた。
ふと、4年で何が変わっただろう…と、ちょっと考えてみた。
正直言うと、前述の通り、「4年過ぎた」…という気持ちしか感じなかった。
バタバタと慌ただしく毎日にと過ごすうちに、最初のころ感じていた危機意識や防災意識は、どうしても薄らいでいく。
直接もしくは身近で被害を被った人がいれば違うのだろうけど、そうでなければ、ほんのちょっとでも気に掛けるという、わずかなことでも、極めて難しいのかもしれない。
だから、こうした東京タワーのライトアップとか、新聞やテレビなどでも、積極的に伝えないと、どんどん忘れられてしまうものだと思う。