3554 中銀カプセルタワー応援団のプチ飲み会参加

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土曜日の夜、中銀カプセルタワー応援団のプチ飲み会に参加。

毎回、お初にお目に掛かる方との出会いが楽しみな飲み会だが、今回も多彩な方々と、いろいろなお話ができた。

全員共通の関心事は、もちろん、中銀カプセルタワービル。僕もこれまで何度となく取り上げてきた。

各自が、自分の得意とする分野で、この中銀カプセルタワーに関わっているという感じが、なんだかおもしろい。

カプセルので過ごすために中を改造したり、カプセル内部の写真を撮ったり、カプセルの模型を作ったり…僕のように、サイトで紹介したり…と、表現の仕方は、人それぞれだが、中銀カプセルタワーに対する思いは、みんな共通している。

取り壊し、立て替えの話が何度も出ながら、40年近く持ちこたえてきた、中銀カプセルタワーは、メタボリズム建築の代表的な作品だ。

生命はそのままに細胞だけが入れ替わる…つまり新陳代謝(メタボリズム)を、建築にもその考えを応用したものだ。

不要なものは棄てて、必要なものを取り込む…。

皮肉にも、中銀カプセルタワー自体が、都市の中の“古い細胞”として、何度も“不要”の烙印を押されている。

しかし、一方で、こうしてたくさんの人たちが集めたり、世界の建築家や芸術家たちにも、多大な影響を与える力を、中銀カプセルタワーは持っている。

これからも、自分なりに、中銀カプセルタワーに、もっと関わっていけたらと思う。

Posted by ろん