3318 担当者不在
TOKIOの山口達也が、無免許運転で書類送検されるというニュース。
まぁ一般的に忘れることは少ない気もするが、“うっかり失効”をしてしまった人のために、わざわざ半年間猶予があるくらいだから、それなりにいるのだろう。
よりにもよって、宅配便のドライバー役とか、自動車のCMなど車に関係したCMに出演していたため今回の件による影響は大きいはず。
それはそうと、僕がこのニュースで気になったのは、記事のこの一文だった。
所属事務所であるジャニーズ事務所に問い合わせると、「担当者不在のため、コメントはできない」ということだった。
「担当者不在のため、コメントはできない」
よく聞く“担当者不在”…。
こういうとき、担当者は不在と相場は決まっている。
でも、どうせ、本当に担当者がいたって、たいしたコメントをするわけがないんだけど。
それでも、取材の記者たちは、“担当者”ではないことが明白な関係者と思われる相手に対して、あたかも自分が取材に来たことのアリバイ工作のように、質問するのだ。
そして答える方も、担当者不在という殺し文句で応じるという、奇妙な連係プレーを見せられる。
でも、「担当者不在のため、コメントはできない」というのは、ちょっと違和感がある。
もっと正確で理想的な回答は、「私は、担当者ではなく、代理としても回答できる立場にないので、コメントを差し控える」という感じではどうだろう。
ちなみに、似たようなコメントとしては…
「判決文(訴状)を読んでいないので、コメントできない」
というのもある。