3300 北海道北へ北へ(8日目・礼文島→東京)
旅は8日目。今日で長かった旅もおしまい。
今日、礼文島を離れる。お土産物屋の店頭に並んでたキツネとアザラシに見送られフェリーに乗り込んだ。
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礼文島から船が出る前の盛大な見送りが、今回も見られた。やっぱり景気よく見送られるのは気分はいいもの。
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ちょっと調べていたら、テレビでも紹介されていたみたい。
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島がどんどん小さくなっていく。
やっぱりちょっと寂しい。
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礼文島から、ウミネコがついてきた。
フェリーから、エサをあげる人がいるから、エサを期待して追いかけてきているようだった。
最初は、遠くから取り巻くように飛んでいたウミネコは、誰かがエサをあげはじめたようで、どんどん近づいてきた。
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間近に見るウミネコは、けっこう巨大。そして、飛ぶときは、まっすぐ方向を見ていると思っていたら、意外とキョロキョロしているようだった。。
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2時間ほどで、稚内に到着。
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稚内は、ロシアに近いということもあってか、看板にはたいてい、英語とともにロシア語の表記がある。
フェリーターミナルから市内に向かう道の脇に、おそらくアメダスの観測に使われている機器を見つけた。ここにもロシア語での注意書きが・・・
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稚内駅は、やはり閑散としている。
かつて広がっていたはずの駅構内が、たった線路1本になってしまった事実を目の当たりにする。
稚内空港に行くまで、ふたたびレンタカーを借りて、稚内市内を走った。
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まず向かったのは、北防波堤ドームと呼ばれる、歴史的建造物。
稚内港の防波堤で、1931年に作られたそうだ。
防波堤としては、かなり独特な形をしていて、ドーム状になっているのは、日本でここだけのようだ。
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続いて行ったのは、ノシャップ岬。
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稚内には、最北端の宗谷岬と、ノシャップ岬の2つがある。
さすがに、最北端というブランドは大きく、宗谷岬と比べると、こちらは観光客の姿はそれほど多くはなかった。午前中という時間にもよるのかもしれないけど。
自衛隊の基地が見えた。レーダーと思われるような設備がたくさん並んでいるところを見ると、この地の重要性がわかる気がしてくる。
ふたたび、稚内の中心に戻り、稚内公園に行ってみた。
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公園は高台にあって、街を一望できる。さっき見た北防波堤ドームもよく見えた。
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そろそろお昼だけど、変わったアイスが売られていたので、買ってみた。熊ザサアイスは、抹茶みたいな味がした。稚内牛乳アイスは、妙に柔らかかったが、いずれも美味しかった。
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ふもとの稚内市街地からもよく見えていたのが、この1本の風車だった。
稚内に来る途中にいくつも風車を見たし、宗谷岬の方にも数十本の風車があるが、公園にあるのは、これ1本だった。
間近で見る風車は迫力がある。
大きな音ではないが、風を切って回っている音がする。
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「稚内副港市場」にやってきた。
日本最北端の複合施設で、レストラン、お土産物屋、温泉などの施設が入っている。
かつての稚内駅や稚内が樺太(サハリン)への玄関口であったころの写真なども、当時のイメージで作られたセットのなかに展示されていて、見所は多かった。
さっき見た、北防波堤ドームが、かつてプラットホームとしても使われていたのは、ここに掲げられていた、写真で知った。
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ここで、北海道最後の食事を取る。
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とうとう稚内空港に到着。
たった2時間で東京に着いてしまう。
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無事17時に東京羽田空港に到着。
長いような、あっという間だったような、そんな8日間の旅だった。