5841 田原市福江を歩く
田原市福江に宿泊したので、朝歩いてみた。
昨日はずっとぐずついた 天気だったが、今日は快晴だ。
来るときにはあまり良くわからなかったが、歩いてみると、かなり古い建物が多く残っているのがわかった。
それも、けっこうしっかりとした建物で、かつてこの付近がかなり賑わっていたことを示している。
鉄道の駅からも遠いし、何か大きな観光地があるわけでもない…。
不思議だなと思っていたら、江戸から昭和中期にかけて、ここから三河湾内に船によって結ばれ、物流の拠点となっていたらしい。
かなり気になったのが、駐車場の名称となっていた”宮川遊園地”。
もちろん、こんなところに遊園地らしきものはまったく見られないのだが、奥に池のようなものがあった。
よく見てみると、どうやらプールだったようだ。相当古そうだ。
もしかすると、このプールを中心とした子供向けの施設があったのかもしれない。
これもかつて、この付近がにぎわっていた証拠なのかもしれない。
ちょうど黒い石の前にいたのでわかりづらかったが、さっきの写真にも、しっかりと、猫がこちらを向いていいるのがわかった。
しかも、なぜか、ずっと舌を出してるように見える…。
目の前は川で、海までは少し距離があるようで、海を見渡せるところまでは行くことができなかった。
また立派な建物が見えてきた。福江市民館は、昭和天皇即位を記念して1930年(昭和5年)に建てられ、2009年(平成21年)に改修したものだという。
この頃に建設された建物には、アール・デコを思わせる幾何学的なデザインが特徴で、当時のこのあたりの隆盛を感じさせる。
今朝は、宿泊先の近所の散歩で思わぬ発見のあったが、さらにもうひとつあった。
おなじみ?聖書の教えのおどろおどろしい看板を久しぶりに みつけたのだが、その横には、消えかかったマルフクの看板が…。
この記事に書かれていた通りだった。