3119 電話を掛け続ける人
ふだん携帯電話は持ち歩いているものの、実際に電話として使う機会は、あまり多くない。
また、携帯電話で電話を掛ける場所も、ほとんどが会社の自分の席か、会議室くらいなので、屋外とか公共の場所で電話するということは、ほとんどない。
それだけに、自分が滅多に使わない場所で、携帯電話で話をしている人を見掛けると、ちょっと見入ってしまう。
例えば、エレベーターの中。
もし僕がエレベータに乗ろうとするときに電話が掛かってきた場合…電話に出るんだったら、エレベータに乗らないし、逆に、エレベータに乗るんだったら、電話には出ない。
しかし、電話に出つつエレベータに乗る人は意外と多いのだ。
僕がエレベータの中で電話をしないのは、人に会話を聞かれるのが心地よくないし、そもそも、電波の状態が悪くなって、切れてしまうことが心配になる。
でも、エレベータの中で電話をする人は、そんなのは全くお構いなしに電話し続ける。で、こういう人は、電話が切れることなく話し続けられるのだから、不思議だ。
お構いなしに電話をし続けられて、違和感を覚える場所は、コンビニのレジ。
ここでも、会計をしながら、電話をし続ける人がときどきいる。
僕だったら、そもそも電話に出ないか、電話に出たんだったら、レジには並ばない。レジで会計をしつつ電話に出るということはあり得ない。
電話をし続ける人と、僕とは、電話に対する感覚が、全く違うのかもしれない。