3099 医龍3

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ここ最近、あまりドラマは見ていなかったが、以前も見ていた経緯から、今回の「医龍3」(フジテレビ系毎週木曜日22時)も見ることにした。

何話か試聴した感想…以前と比べると、はるかにつまらなくなってしまった。

岸部一徳扮する野口の奇怪な行動ばかりが目立ち、遠藤憲一扮する黒木の行動は、とてもまともで、敵役にはどうしても見えない。むしろ稲森いずみ扮する加藤の方が、自らの組織を守ろうとするあまり、妙な発言が目立って仕方がない。

そもそも、坂口憲二扮する朝田は、世界有数の心臓外科医のはずなのに、なぜこんなところに居続けるんだろう? 手術の機会すら減っていて、週刊誌を顔に載せて寝てるくらいだったら、どこかに行っちゃえばいいのに。

さらに気になるのは、彼は、このドラマの主役のはずなのに、登場自体少ない気がするし、たまに登場しての台詞も、ボソッと話すくらいしかない。これは、どういうことなんだろう?

焦点がぼけているというか、このドラマで“見て欲しい部分”というか“見どころ”がよくわからないのだ。

このドラマに限らず、医療を扱うドラマは、やたらと廊下を歩くシーンばかりが目立つのも特徴。偶然にも、エレベータに乗り合わすとか、階段ですれ違うとか。

また、これは医療ドラマに限らないが、話の展開を早めるためか、立ち聞きが異常に多いのも気になり出すとやたら気になる。

ドラマのストーリー以外で気になる部分が多くなるってことは、それだけドラマに問題があるということだ。見始めてしまったから、最後まで来るけど、なんだか残念な感じ。

Posted by ろん