2845 妹の披露宴

旅行・見学・イベント

妹が結婚することになり、今日はその披露宴。

その会場が、かなり身近で場所はよく知っているところだったのは、偶然だった。いわゆる“レストランウェディング”という形式になったのは、必要以上に形式張らず、できるだけ手作りに近いもてなしを大事にしたいという、彼女たちらしさを感じた。

このレストラン、料理がとても美味しく、レストランウェディングでも知る人ぞ知る“穴場的存在”ということは知っていた。しかし、レストランとしても行く機会がなく、今回が初めてだった。

“穴場”でありがちなのが、微妙な立地。駅からそれほど離れていないし交通の便自体はいいものの、遠方からの来客にとっては、ターミナル駅から1駅目(JR埼京線板橋駅)とか急行通過駅(東武東上線下板橋駅)で降りるというのは、結構ハードルの高いもの。

また、駅から徒歩数分という距離でさえ、直線でなく何度か右折や左折を繰り返すとなれば、無事に来られるか、気になってしまう。

やはり新婦の兄としては、披露宴が円滑に進むように、多少なりとも気を遣うことになるわけで、あまり、のんびり…というわけにはいかなかった。その証拠に?、せっかくの機会だから、写真でも撮ろうとも思ったが、結果としてほとんど撮ることができなかった。相当忙しかったはずの友人の結婚披露宴の司会を務めたときの方が、むしろたくさん写真を撮っている。

家庭的で落ち着いた雰囲気のレストランは、料理は美味しく、噂に違わず素晴らしかった。また、こぢんまりとした会場だったため、新郎新婦はもちろん、出席した人たちみんなの距離がとても近いというのはよかった。これは、新郎新婦の狙い通りだったはずだ。

親族紹介やスピーチなども、和やかな雰囲気で進んだ。親族紹介をする両家の父や、スピーチする友人たちの人柄の良さから、新郎新婦がこれまで周囲からとても愛されてきた…ということや、二人の人となりみたいなものがとてもよく伝わってくるような気がした。

今回、ダミーも活躍させることもできなかったのは、ほんの少し心残りだが、末永く幸せに。

Posted by ろん