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社会・政治・事件

詐欺容疑で逮捕された女性の周辺で、これまでに何人もの男性が亡くなっているという事件。

 埼玉県警が結婚詐欺容疑で逮捕した東京都豊島区の女(34)の知人男性2人が、5月と8月に相次いで不審死を遂げていることが27日、捜査関係者への取材で分かった。いずれの遺体からも睡眠導入剤が検出され、うち1人は練炭自殺を装って殺害された疑いもあるという。県警は女が何らかの事情を知っている可能性があるとみて捜査している。~毎日新聞キャッシュ

まだ“殺人事件”と断定されたわけではないが、何人もの男性が、この女性に数百万円から数千万円も渡してきたということは事実なのだ。

ブログで結婚の報告を書いていた男性キャッシュの気持ちを思うと、なんだかやるせない気持ちになる。

結婚を前提であるとしても、交際相手にお金を渡すというのは、第三者の立場で見たら、やはり異常な気はする。しかし、当事者になってみると抵抗は低くなるのだろう。

でも、それにしても、渡す額の桁があまりにも大きい。どこかで「これはおかしい」と気付かないのも不思議だけれど、違和感に気付いた結果が、もしこのような“不審死”につながったとしたら、あまりにもひどすぎやしないか?

これほど、ひどいことができる人が、この世に存在するのだ。

この女性が書いていたとされるブログの一部が、キャッシュで残っていたのでちょっと見てみたが、それほど悪い人のようには思えなかった。結果的に騙された人たちも、当然ながら悪い女だとは思うことはなかったのだろう。

最後に、このニュースでちょっと気になったことが…

東京都豊島区の無職の女(34)(詐欺罪で起訴)の…

といった感じで、どのニュースでも“女性”とは言わずに、“女”と言っている。

女性ではなく女。

このニュースにかかわらず、「犯人の男は…」のような表現も見聞きする。“性”という文字に、敬称に相当する意味が含まれているのだろうか? 

Posted by ろん