2729 医療でなく衣料

ビジネス・経済

去年5月、東武鉄道と日本大学は、東武東上線下板橋駅構内を再開発して大学病院を中心に医療をテーマに高度医療福祉拠点“メディカル・トラポリス構想”として、新しい街づくりを行うと発表した。記事東武鉄道のニュースリリース

対象となる下板橋駅付近は、かつて貨物駅もあった経緯もあって、東武グループの関連施設が多く、電車留置線等の施設や東武百貨店の配送センターなどがある。下板橋駅を移設し、その上にベッド数1000床の駅上としては日本最大規模の病院を建設するという。

自宅からも行ける場所に、このような施設ができることは、ありがたい。できれば病院にはお世話になりたくないが、選択肢が増えることはいいことだ。

しかし、この施設ができる影響で、ひとつだけ懸念することがあった。

倉庫バーゲンでも、お入口

それは、東武百貨店の配送センターで不定期的に開催される「倉庫バーゲン」がなくなってしまうのではないかということだった。

このバーゲンは、主に衣料品が中心ではあるが、一部お中元やお歳暮の解体品なども売られている。

全部が全部お買い得…ということはないけれど、もともと百貨店で売られていた商品だから、モノはしっかりしているだろうし、文字通りワゴンの中から掘り出し物が出てくることもあるので、ときどき足を運ぶ。

もし、再開発が進めば、ここにある配送センターは間違いなく移転する。そうなれば、倉庫バーゲンもここで開催されなくなるのではないかと、ちょっと心配だった。

バーゲンといえばこんな袋 倉庫のすぐ隣を東上線が走る

次回は10月10日~12日

しかし、去年9月のリーマンショック以降、世の中の状況が大きく分かってしまったせいか、その後、再開発の話は全く聞かれず、今日もこうして無事開催されている。

ちなみに次回は、衣料や10月10日(土)、10月11日(日)開催で、それとは別に、家具リビング用品バーゲンとして12日(月)の体育の日にも開催されるようだ。お近くの方はぜひ。

Posted by ろん