2523 会計の基礎知識を学ぶ
今日は研修のために新宿にやってきた。
研修は「会計の基礎知識」というもので、会社で会計に関連する言葉が出てきても、わかっているようでわからない言葉が多かった。会計は、なんだか取っつきにくい感じがして、見て見ぬ振りとは言わないけれど、半分“聞き流して”いたかも…。ということで、会計に関わる事柄を体系立てて勉強することになった。
研修会場には20数人ほどの人たちが参加していた。参加者の年齢層は幅広い。
「貸借対照表」は資産をどれだけ持っているか?ということを、「損益計算書」は、一年間のお金の使いっぷりがどうだったか?ということを表したものだと教えられたが、なるほどそう言われるとよくわかる。
丸一日の研修の最後に、一緒に参加している人たちと、これまで学んだ知識を使って演習問題を解く。これが結構難しかった。
同年次における財務データを構成比で表した一覧が示され、次の6企業がどれに当てはまるかを当てるという問題。
- 日本オラクル
- JR東日本
- デニーズ
- 花王
- 日本通運
- 伊勢丹
本当はA~Fまで挙げられていて、そのどれかに当てはめるという問題だがここでは、これまで誰も外したことのないという部分を例に挙げてみる。上記の6企業のうちのAとBは、どの企業か? この2社は、かなり特徴的な財務内容なので、ある程度、財務諸表が理解できる人や企業の業務内容がわかると簡単にわかる。
貸借対照表 (総資産および負債資本合計を100とした構成比)
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損益計算書 (売上高を100とした構成比)
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なかなか興味深く、有意義な研修だったと思う。